喫煙のリスク

こんにちは。

今回のブログ担当山本です。

今日は喫煙について少しお話したいと思います。

皆さんもご存じの通り、

喫煙は百害あって一利なしと言われていますがどのようなリスクがあるかご存じですか。

ここでいくつかご紹介します。

まずは癌。喫煙により癌になるリスクがあることは知られていますが、タバコに含まれている40種類にも登る発がん性物質は咽頭ガン、肺ガン、胃ガン、食道ガンなど様々なガンのリスクを非喫煙者の数倍から数十倍にまで高めます。

次に動脈硬化の進行。タバコは末梢神経の収縮や血圧上昇を引き起こします。このため心臓負担が増加する他、ニコチンの作用により悪玉コレステロールの働きが活発化し動脈硬化が進行し虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)、脳卒中(脳梗塞、脳出血)などの生命に係る病気となるリスクが飛躍的に高まります。

次に呼吸器系疾患。タバコに含まれている様々な有害物質は呼吸を通じて体内に取り込まれることから、気管支や肺といった呼吸器に対して大きなダメージを与えます。結果慢性気管支炎や肺気腫、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などを引き起こすリスクが高まります。

次に歯周病。喫煙は歯周病を進行させるだけでなく、タバコはお口の中にいろいろな悪影響を与えます。ヤニで歯が汚れるだけでなく、メラニンが沈着して歯肉が黒くなり、線維性のゴツゴツした歯肉になります。また舌の表面の細かい突起部分に舌苔(歯垢と同じ細菌のかたまり)にまみれてヤニが沈着し、口臭を発します。さらに味覚を感じる器官をヤニまみれの舌苔が覆い、味覚を鈍麻させてしまいます。タバコをやめると食べ物がおいしく感じるのはこのせいです。また味が感じにくくなると、自然と味つけの濃いものに食事が偏り、これが高血圧等の生活習慣病の原因にもなりえます。口の中にできるガンのリスクを多いに高めるのも喫煙です。

 最後に肌荒れや抜け毛にも影響があり、老化を進行させる要素もたくさんあります。

このようなリスクを参考に、

喫煙者の方々は禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。

また値段も上がるかもしれないですしね。。。

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